運営からのお願い
マーケットプレイスの規約と、
ナカツギの立場
結論から申し上げます
ナカツギは、規約に反する外部誘導を推奨しません。
マーケットプレイス上で出会った相手を、そのプラットフォームの規約に反する形で外部へ連れ出すこと。これを目的としたご利用は、おやめくださいとお願いしています。
ナカツギをご検討いただきたいのは、すでに十分な取引関係が築かれ、規約上も問題のない段階に達した相手との、継続的なお取引です。その判断は、必ずご自身で行ってください。
なぜ、この立場をとるのか
1. マーケットプレイスは、敬意を払うべきインフラだからです
事業を始めたばかりのとき、実績のない状態で最初の一件を取ることが、どれほど難しいか。それを可能にしているのがマーケットプレイスです。
審査、集客、決済、評価、紛争の仲裁。これらを整えるには膨大な投資が必要で、手数料はその対価です。0から1を生み出す機能は、ナカツギには一切ありません。私たちが提供しているのは、すでに生まれた関係を扱う仕組みだけです。
そのインフラを支えている会社があるから、多くの事業者が最初の顧客と出会えている。この事実を、私たちは軽視しません。
2. 規約破りを前提としたサービスは、続かないからです
他社の規約をかいくぐることを売りにするサービスは、遅かれ早かれ問題を起こします。利用者にも、その相手にも、迷惑がかかります。
ナカツギは、出品者を招待制・審査制としています。長く安心して使っていただけることを前提に設計しています。その前提と、規約破りの推奨は両立しません。
3. 何より、利用者が不利益を被るからです
規約違反が発覚した場合、アカウントの停止や、それまで積み上げた評価の喪失といった不利益を受けるのは、ほかならぬ利用者ご自身です。
私たちがそのリスクを負うわけではありません。だからこそ、安易に「大丈夫です」とは申し上げられません。
規約の確認は、ご自身でお願いします
各マーケットプレイスの規約は、それぞれ内容が異なり、また改定されることもあります。当社が個別の規約を解釈してお伝えすることはいたしません。
私たちが申し上げられるのは、一般論として次のことだけです。多くのプラットフォームでは、案件の成立過程における外部への誘導を制限しています。制限の範囲や期間は、サービスによって異なります。
では、いつナカツギをお使いいただけるのか
ここからは、一般的な考え方としてお読みください。個別の可否は、繰り返しになりますが、ご自身でご判断ください。
私たちが想定している場面
- マーケットプレイス外で、もともと知り合った相手との取引
- 紹介や、既存の人脈から生まれた取引
- 展示会、交流会、業界のつながりから発生した取引
- 長期にわたって関係が続き、規約上も制限のない段階に至った相手との継続取引
もっとも自然なのは、マーケットプレイスを新規開拓の場として使い続けながら、それ以外の経路で生まれた取引にナカツギを使うという形です。二者択一ではありません。
段階的に考える
すべてを一度に切り替える必要はありません。新規の顧客はこれまで通りマーケットプレイスで獲得し、別の経路で生まれた関係だけをナカツギで管理する。併用しながら、ご自身のペースで整理していくのが現実的だと考えています。
手数料の話だけではありません
ナカツギの利用料は取引額の8.6%(税抜)です。ただ、私たちが提供したいのは「安さ」ではありません。
見積書と請書で条件を明確にすること。着手前に支払いを済ませ、検収の完了で報酬を確定させること。適格請求書を、氏名や住所を相手に開示せずに発行できること。これらは、プラットフォームを離れた取引では自前で用意するしかなかったものです。
手数料を下げることが目的なら、何も使わずに直接取引をすればゼロで済みます。ナカツギは、その状態に伴うリスクと事務負担を引き受けるための仕組みです。
最後に
「卒業」という言葉を使ってきましたが、それは通っていた学校を否定することではありません。学ぶべきものを学び、次の段階に進むという意味です。
マーケットプレイスがなければ、多くの事業者は最初の一歩を踏み出せませんでした。私たちは、その役割を否定するつもりは一切ありません。ルールを守ったうえで、次の段階に進もうとする方の力になりたい。それが、ナカツギの立場です。